まちレポ!

まちレポ!松戸【女性センターゆうまつど】~絵本を借りてまったり過ごすライブラリー、女性は就活相談も!~

「ゆうまつど」ってご存知ですか?

松戸に住むママ達なら「乳幼児を遊ばせる『個育てサロン』があるところ」というイメージかもしれません。広報誌やホームページをチェックしている方なら「時々イベントや講座をやってる場所でしょ。」と言われるかも。

私も長男が赤ちゃんの頃、よく「個育てサロン」を訪れたものでした。子どもが少し大きくなってくると、子どもを連れて参加できるイベントをチェックしたり。最近は子どもが大分大きくなってきたので、自分が楽しめそうな講座を探しています。

でも実は、小さいお子さんがいなくても、イベントや講座に参加しない時も。

ゆうまつどには日常的に楽しめる空間がありました。


女性センターゆうまつど2階ライブラリーの案内

ゆうまつどの前を通ったとき、目に飛び込んできた可愛らしいボード。

「2F ライブラリー」

3冊を3週間借りられる、絵本あり、ゆったり20席、学習にも利用できる…。

子どもの学校で読み聞かせボランティアをやっている母としては、とても興味を惹かれる場所です。さっそく入ってみることにしました。


おススメの絵本が飾ってあります

わぁ!子どもが喜びそうな絵本がたくさん。
乳幼児向けの絵本から、小学生向けの絵本まで。親に向けた本もありますね。読み聞かせの効果も書いてあります。


席数は約20席

本棚の前には閲覧スペース。広いテーブルにゆったりとした椅子。

ここは学習スペースとしても利用できるそうです。子どもが宿題を持ち込んでもOK。ちょっとした仕事をしても大丈夫らしいので、家では家事が気になり集中できない在宅ワークのお母さん達にも良いかもしれませんね。

ただし、この場所での飲食とミーティングはできませんので、ご注意ください!


ライブラリーには情報相談員さんが常駐

ゆうまつどのライブラリーには情報相談員の方がいて、今どんな本が置いてあるのか、何がオススメなのか教えてくれます。

私は自分の子どもが男の子なので、女の子も楽しめる本がよくわかりません。なので情報相談員さんに相談!

皆が楽しめそうなこの3冊を借りてみました。


読み聞かせに使うために借りた絵本

自分ひとりではきっと選ばなかった類の本、新鮮です(^^♪

改めてライブラリーの本棚を見てみると…。

女性の生き方、働くこと、育児など、女性に関する本が多いことに気付きます。

というのも、ここ「女性センターゆうまつど」は松戸市の男女共同参画課が運営する施設だからです。

男女共同参画ってちょっと耳慣れない言葉ですよね。

職員さんに簡単に説明してもらったところ、

「たとえば男性だから働く、女性だから家事をする、というように『男だから、女だから~すべき』と決めつけることなく、各々の能力を生かしてお互いに協力しあい、男女共に生きやすい社会を作ること。そのために考え、意見を出し合い、行動していくこと」

…ということでした。

「参画」という言葉は、単なる「参加」ではなく、意見を出し、方向性を決め、行動していくという意味だそうですよ。とってもアクティブな言葉ですね。

ライブラリーには男女共同参画に関連した類の本が約4,500冊、うち絵本が約760冊あるそうです。

子どもの世話に追われて余裕のない毎日を送っている私でも、社会に参画できるんでしょうか。ここで自分のための本も借りてみようかな、と本棚を眺めつつ想いを馳せた私でした。


ゆうまつどの講座のテーマと関連した本が並んでいます

一番大きな飾り棚には、ゆうまつどで開催されているイベントや講座のテーマに関連した本が並べられており、約1週間~1ヵ月間で入れ替わります。

この本棚を見れば、今、ゆうまつどが示すテーマ、ひいては今この時代のテーマがわかるかも!?

ちょうど季節は読書の秋、そして勉学の秋。ゆったりとした椅子に座って本を読みつつ思索に耽ってみるのも良いのではないでしょうか?


1階の休憩スペース(飲食可)

そして私がおススメしたいものがもうひとつ。ライブラリーの奥にあるコーナー。

「まつど女性就労・両立支援相談」

「女性」の「相談」ということで「気持ちを話すことが目的」の場所だと思っていました。

が、まさにこれが思い込み!

実は私が思っているよりもずっと実動的なコーナーで、こちらではハローワークの求人情報を検索してもらうことができるのです。

紹介状の発行もでき、ハローワークと同等のサービスが受けられます。

さらに、ゆうまつどでは専門のキャリアコンサルタントが常駐しており、家庭状況やキャリアの不安、保育園の心配など、働くにあたっての悩みを相談することができます。


まつど女性就労・両立支援相談にはキャリアコンサルタントさんが常駐

しかも、生後6か月~修学前の子供であれば、事前予約で子供の見守りを頼めるのです!

この、女性に配慮した手厚いサービス。もっと前に知っていれば…!

ぐずる子供を抱っこしてハローワークに通った記憶が蘇ります…。


お子さま見守りスペース。実際に使用する際はオモチャもたくさんご用意します!

このように、まつど女性就労・両立支援相談はハローワークと違う点が多々あるのですが、中でも私がぜひ!ママ達におススメしたいと思った理由はコレです。

「働こうかどうしようか迷っている人も相談できますよ。」

えっ、そこから相談しても良いんですか!?

私が昔、実際にハローワークに行くまでには、かなり時間がかかりました。というのも、まずは決めないといけないことが多すぎたからです。

子どもはまだ小さいけど、とにかく外に出たい、大人と喋りたい、社会に関わりたい。

仕事をするのか、ボランティアをするのか。

育児と家事両立できる?スキルにもブランクがある、保育園はどうすれば?

私が働くことを決めてハローワークにいくまでに、一人で解決しなければならなかった数々の心の葛藤。

まつど女性就労・両立支援相談では、そんな悩みを持った時点で相談することができ、実際に解決するまでサポートしてもらえるのです。

もし仕事ではなくボランティアを選びたい、または仕事を選ぶ前にパソコンなどのスキルを付けた方が良い、となった場合は、それにふさわしい情報も提示してもらえます。

私も外に出たいと思った時点で、ここに来れば良かったんですね。

今、同じようにモヤモヤした気持ちを抱えているママさん。ぜひ、ゆうまつどの2階に足を運んでみてくださいね。


1階入り口では月3回、福祉ショップの作品展示即売会を行っています

まつど女性就労・両立支援相談は何度来ても良いため、リピーターの方も多いそうです。この日もベビーカーを引いたお母さんが慣れた様子で相談にいらしていました。

情報相談員の方もキャリアコンサルタントの方もとても親切で細かく丁寧なご対応。

ゆうまつどは気軽に日常的に利用できる素敵な場所だと認識いたしました(^^♪

帰り際、1階の福祉ショップのお店で子ども達のお土産にお菓子をいくつか買いました。

玄関を入ってすぐのスペースには月3回、福祉ショップの作品展示即売会が出ています。普段は店頭販売をしていないお店もあるそうなので、ぜひホームページでチェックして立ち寄ってみてくださいね。


3階個育てサロンの入り口

乳幼児をお持ちの方は、ぜひ3階の個育てサロンに行ってみてください。

ここは0歳~3歳までの子どもと保護者が使えるフリースペースです。月、火、木、土は「おやこDE広場」となり、他の子ども達と交流したり、読み聞かせやイベントを楽しむことができます。

こちらもホームページや広報などで情報を発信していますのでお見逃しなく。

そして最後にこれもお伝えしなくては。

女性センターゆうまつどには駐輪場があります。玄関の脇を奥に進むと、約20台ほど自転車を停められるスペースがあります。こんなに駅近なので絶対無いと思っていました。子どもを連れて歩くのは大変ですから、ママ達にはありがたい設備ですね。

ゆうまつどにはご紹介した施設の他にも「ゆうまつどこころの相談」や部屋のレンタルなど、色んな機能や設備が充実しており、たくさんの人たちが色んな目的で利用できるようになっています。

松戸の女性の憩いの場「女性センターゆうまつど」、ぜひ日常的にご利用くださいね!

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https://machisirube.com/reporter

FACILITY INFORMATION

女性センターゆうまつど
住所 松戸市本町14番の10(マップ
電話番号 047-364-8778
FAX 047-364-7888
開館時間 9:00~21:00
休館日 毎月末日・年末年始(12月29日~1月3日)
※臨時に休館することもあります。
※12月28日は全館清掃になりますので、お使いいただけません。
駐車場 なし
駐輪場 あり
HP
女性センターゆうまつど
Twitter
女性センターゆうまつど

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柏市

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