まちレポ!

まちレポ!流山『流鉄線ことりっぷ』松戸~流山のローカル電車で小旅行!?

地元市民でも乗ったことがない人がいるという流鉄線。他県から来たお母さんたちは名前も聞いたことがないのでは!?流山に行く電車はつくばエクスプレスだけではないのです。鉄道ファンには大人気の流鉄線に乗って、松戸から流山まで小・小・小旅行です!

流鉄線・馬橋駅の構内

ある日、スマホで面白スポットを検索していた夫が言いました。

「マンションがホームになっている鉄道がある。」

そしてさらに。

「俺、この電車、乗ったことない。」

松戸に生まれ松戸に育った夫が1度も乗ったことがないという超ローカルな電車。名前は「流鉄線」。なんでも馬橋駅から流山駅まで、合計6つの停車駅しかない小さな路線だそうです。

「新京成があるからいいじゃない。」

と、適当な返事をすると、

「それは行き先が違うでしょ。それに流山って美味しそうな店がたくさんありそうだよ!」

と、私よりも特派員っぽい返事をしてくるので、じゃあたまには電車で出かけますか、という話になりました。

というわけで。

お店じゃないけどいいですか!?馬橋から流山まで流鉄線に乗ってお出かけしよう!特派員しおんの「矢切の渡しの次は流鉄線!ローカルな乗り物に乗ってあなたの街まで小・小・小旅行!」をお送りします!

※流鉄線の電車紹介ではありません。

流鉄線一日フリー乗車券

流鉄線には500円で1日乗り放題のフリー乗車券があります。普通に乗ってもひと駅120円のお安い電車なのですが、途中下車するのは確実なので一日フリー乗車券を購入。なんとおまけにピンバッジをいただきました。

「ろこどる」ってなんだろう…?

ネットで調べたところ、流山を盛り上げるために活動しているローカルアイドルだそうです。ただしアニメの話。流山商工会議所のホームページを見ると「ろこどる」×流山商工会議所のピンバッチの写真がたくさん!流山の指定のお店で買い物するともらえるようですね。地域のお店を盛り上げようとする熱い姿勢がつたわってきます…!

松戸さんのピンバッジも出ないかな~と思いつつ、切符と「ろこどる」ピンバッジを大切にバッグにしまい馬橋駅を出発。次はいきなりメインの目的地「幸谷駅」です。

幸谷駅(こうやえき)

確かにマンションの1階ですね。駅が近すぎて毎日寝坊しそうです。意外に乗車客が多い(失礼!)。学生やサラリーマンとか。そういえば地元の友達が「通学で利用してたよ~」って言ってたっけ。

なの花号

流鉄線は鉄道ファンの方にとても人気があるそうです。この日も数種類の車両が走っていて、特に鉄道ファンではない私も見入ってしまいました。馬橋駅で見たのは黄色の「なの花」、幸谷駅で見たのはオレンジ色の「流星」。字体にも温かみがあって固定ファンが多いのもうなずけます。

各駅のホームや待合室には、流山市の催しや流鉄線に関するイベントのポスターがところ狭しと貼ってあり、流山市民の深い愛情を感じました。

流馬!さよならなんだね…!

すみません、今、初めて知った電車ですが、感極まって写真をパチパチ撮ってしまいました。横にいた女性も撮りたかったらしく、スマホを構えて待機していたので場所を交代。お互いに「どーも。えへへ。」という照れ笑いでご挨拶。あ、なんだか暖かい…。

流鉄線関係のイベントって本当に多いようで、お知らせのポスターがたくさんありました。地域のイベント一覧やお店の案内なども多く、観光案内所を兼ねているのかな、と思ってしまうくらい。市民のパワーを感じるわ~。

今年の夏には「流鉄Beer電車」といイベントもやっていましたね。車両とホームでビールを飲んで盛り上がろう!という大変楽しそうなイベントです。去年、流鉄開業100周年記念として開催されたらしいのですが、大好評だったため今年も開催されたそうです。また来年も開催される可能性大ですね。楽しみ♪

赤城神社(あかぎじんじゃ)

平和台駅から少し歩くのですが、子どもたちが飽きてきたので歩かせることにしました。赤城神社にあるこの大きなしめ縄は約500kgもあるそうです。実際に見てみると迫力!しめ縄をつくる行事は流山市指定無形民俗文化財に指定されています。

私は感動して「ほほ~っ」と見上げていたのですが、子どもたちはさっさとしめ縄をくぐり、敷地内にあるブランコやすべり台で遊んでいました。ちょっとした遊び場があると子どもの気が紛れて良いですね。

途中なんどか電車から降りてお店によりつつ、最後の終着駅・流山に到着しました。流山に行く場合は車で行くことがほとんどなので、こうやって街をゆっくり散策するのは初めてです。

流山は江戸時代から商業の中心地として栄えた街ですが、ここ数年は蔵をリノベーションした飲食店やギャラリーなども増え、観光客に人気のスポットとなっています。情緒あふれる小古都っぽい雰囲気が漂うのは、あちこちに点在する観光名所や道標のせいでしょうか?

近藤勇 陣屋跡

新撰組・近藤勇の陣屋跡です。男性が二人、写真を撮っていました。私もパチリ。近藤勇と土方歳三の最後の別れの地となった場所。歴史女子なら詳しく解説できるのかな?私は世界史専攻だったので…もにょもにょ。

この道標が流山の街の雰囲気を作っています。よくよく見ると普通のお店の名前もあるようでしたが(実は歴史あるお店なのかも?)こんな道標で「〇〇理髪店」とか書かれると行きたくなっちゃいますよね~。

「まちなかミュージアム」と書いてある道標を発見したので、さっそく行ってみることに。いったい何が展示してあるんだろう?営業してるかな~?

これかっ!

外か!

まちなかミュージアム

なんとキッコーマン醤油の工場の外壁が「まちなかミュージアム」でした。

すごい。カッコいい。白い壁に浮世絵っぽい絵。これは見る価値ありです。流山に電車で来てよかった。いや流鉄線で来て良かった。つくばエクスプレスで来てたら絶対に発見できなかった「まちなかミュージアム」。

乗ったり降りたり電車を追いかけたり。結構慌ただしい小旅行でしたが、とても楽しいひと時でした。美味しいお店も発見できたし大満足♪次回は流鉄線の駅から徒歩で行ける素敵なお店をご紹介しますね~。

予告編。じゃじゃん!

このパンはどこのお店で買ったものでしょう?

家に帰るまでに潰れてしまいそうだったので、とりあえず途中で立ち寄った東福寺の岩の上でパシャ!次回のまちレポ!流山「流鉄線ことりっぷ」では〇〇店をご紹介します!お楽しみに~。

東福寺

鰭ヶ崎駅(ひれがさき)駅から徒歩5分の寺院。階段がすごかった!

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